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PROFILE

MAL / 丸本 祐佐

 - ポートレート専門のフォトグラファーであり臨床心理学のスキルと経験を持つ -​

1966年 和歌山県那智勝浦生まれ

空と海と太陽と、熊野古道や那智の滝のある深い自然の中で生まれ育ち感性の基礎を養う。

 

東京渋谷の一画にあった写真事務所の門をたたき、コマーシャルフォトグラファー 外山正氏に師事。

 

独立後Paris VOGUEに作品を持ちこんだことがきっかけとなりParisにて個展を開催し、南仏でのアート展や当時のフランス国立写真センターから声がかかるなど高い評価を受ける。

帰国後は主に著名人、タレント、モデルを被写体とし数多くの雑誌や広告などを手がけ、多い時にはひと月に6冊に及ぶ雑誌の表紙で表現していたその独自のポートレートは海外も含めた他のファッション誌やフォトグラファーにコピーされるなど当時の業界内にも大きな影響を与えた。

 

ポートレート(存在)を探求するにあたり現在では一般の方々を被写体とし、経営者、士業、会社役員、教授、研究員、職人、アーティストなど様々な方々にプロフィール写真も含めたポートレートを提供しているが、商業フォトグラファーになる以前の作品が自分自身の存在を探求するものであることから、出版広告業界からの引退を含むこの道筋は当然のものであったと考えられる。

 

2007~2008年には心理学を学び12年の心理カウンセラーの経験を含め、写真と心理学の専門的知識と技術を用いて撮影するポートレートのコンセプトを「存在認知/STROKE 」としている。

その流れを汲み、2017年にあるドクターのご紹介から始まった「Edge of Life」は、余命の少ない方、癌や病を抱える方など、今ここの命と向き合いながら生きている人を対象としたポートレートであり、その目的は被写体の存在そのものの描写(存在認知/STROKE)と、被写体自らも含む大切な人へのメッセージ(存在認知/STROKE)を表現するものである。

また被写体となったご本人とそのご家族や大切な人と一緒に撮る家族写真は、その瞬間を一緒に生きた・共有したという記録・肖像(存在認知/STROKE)でもあり、状況によってはグリーフケアという重要な要素を持ったポートレートとも言える。

​2020年にはフォトグラファーとしての30周年を迎えたが、今後はライフワークともいえる「存在認知/STROKE」のコンセプトでより明確な立ち位置を確立していきたいと考えている。

※ 人の心はストロークが無いと生きていけない。

ストロークとは言語、非言語を含めた人と人とのやりとりの全てであり、心理学用語で存在認知とも呼ばれるその定義とは「あなたがそこにいることを、私は知っている。」

代表を務めるSPARKのサイトはこちら>>

【Exhibition】 

1994年01月〜:フランス パリにて、「Fragments de l'esprit」のタイトルでマレやオペラ地区などで個展を複数回開催。

2019年06月:東京谷中 長安寺にて、お寺の1年を追いかけた写真集「長安寺 400年の時を経て」と同タイトルで個展を開催。

2020年03月:自らのフォトグラファー30周年を記念し、東京表参道同潤会館(表参道ヒルズ)ギャラリーROCKETにて「Existence and Message / あなたの欲しい答えはその一枚の中に在る」のタイトルで個展を開催。

2020年11月:同タイトルで代々木八幡にある病院に併設されたcafe and gallery Shelter KUKO にて個展を開催。​

2021年03月:大阪 GALLERY SPARK にて、「存在認知/STROKE」のタイトルで個展を開催。

2023年06月:鎌倉 Atelier & Gallery 一凛 にて、「存在認知/STROKE」のタイトルで個展を開催。

【1990〜2010:Portraits for Magazine, Advertisement & Magazine Cover】

坂本龍一、マニュエル・ルグリ、大野一雄、アレッサンドロ・デル・ピエロ、原一男、ホアキン・コルテス、アッシャー、金城武、妻夫木聡、松田翔太、

上戸彩、広末涼子、綾瀬はるか、澤穂希、桜庭和志、ヒロト、奥田民生 …  他多数

【Magazine & Advertisement】

UPLINK、Condé Nast Japan、祥伝社、学研、角川、リクルート、婦人画報社、シンコーミュージック、小学館、集英社、講談社、電通、博報堂、東急エージェンシー、コスモ・コミュニケーションズ... 他

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