パリで感じたアートの文化、そしてその個展から30年ぶりとなる新作の撮り下ろしによる写真展「存在認知」を開催 / Photographer MAL・丸本祐佐
今週末6月10日(土)から始まる私の個展では30年ぶりとなるプライベート・ワークでの新作が展示されます。
今日書いたこともそうですが、これまで様々な方々に支えられながら今もこの場所に立つことができています。
30年ぶりのプライベート・ワークを作成するにあたり、今回これまで以上
人の心は「ストローク」がないと生きていけない。心理学用語で「存在認知」とも言われるその定義とは「あなたがそこにいることを、わたしは知っている」。存在認知(ストローク)をコンセプトに私が撮影するポートレートは、人が自分の存在を生きるためのきっかけや気づきを得るものでもあり、ポートレートを見る側との信頼関係の構築やストロークの交換を目的としたものでもある。その写真の可能性はプロフィール写真のみならず、グリーフケアのサポートや自他を含める大切な人に宛てた深いストロークとメッセージであり、多くの人々に貢献できるものであると考えている。