僕がまだ弟子だった頃に師匠からよく聞かされていた言葉…
「本当に優れたデザイナーは、どんなにダサい写真を納品しても、その写真そのものが素敵に見えるレイアウトにしてくれる。」
実際そのデザインも見たことがありますし、その著名なデザイナーの方ともよくお話しさせていただきました。
僕自身が出版広告業界にいた頃、同じ世代では1人くらいそう感じたデザイナーがいらっしゃったかもしれませんが、そう多くなく、殆どいらっしゃらないのではないかと思います。
広告出版業界を離れた以降は、時折ウェブの仕事などをご依頼されることがありますが、その様な本物なデザイナーと感じる方には一度も出会ったことはなく、むしろ質の低さにうんざり。
しかしある意味、自分が成長することを続けるということは、そういうことなのかもしれません。
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