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執筆者の写真MAL

全てはその一枚のために

ご依頼される写真撮影にコンディションのピークを合わせるための自己管理。

酒もタバコも飲まない、夜遊びもしない、目的も無く苦手なことを行ったり、苦手な場所にも行かない。

日々可能な限りストレスを避け心のコンディションを整えておく、または自分の心と向き合っておくこと。

その様な生活をもう随分と長く続くけています。

なぜならポートレート(写真)は被写体だけではなく、撮り手側(フォトグラファー)の内面や情緒なども写ってしまうことも珍しくありません。

その日の撮影、その一枚のクオリティを上げるたに集中する。

あるいは、ご依頼者の写真の使用目的には必要のない要素をそこに写し込まないためにも、普段の生活から心身のコンディションを整えることが大切だと僕は思います。

しかしこの様な自己管理を行っているフォトグラファーが多いわけではありません。

僕の場合、数時間で何千万というお金が動いたりクオリティや個性を求められる撮影現場を経験してきたからこそ、そこにコンディションのピークを合わせる自己管理の習慣が付いたのだと思います。

現在もそのクオリティを追求するための自己管理は、皆さんのポートレートを撮影する為に変わらず継続しています。

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